GID学会第10回研究大会

昨日のJASE性教育セミナーに続き、GID学会へ行って来ました。ホテルを出て、人通りのない堂山を歩き、梅田から阪急電車に。 茶色い電車に乗るのは、十数年ぶり。大阪は、普段は車で来るエリアなんですね。

阪急梅田駅

ゲイの集まりは慣れていますが、GIDのイベントは初めて。ちょっと、ドキドキでした。

内容的には、やはり、物足りない、視点が違うんじゃないか、そんな感想でした。塚田先生の『性同一性障害の精神性発達』、この発表は新鮮でした。心理学の基本に立ち返って見直してみるのもいいかもしれません。フロイトとユングとコフートと、入門書でも買おうかな。

一応、懇親会も出ましたが、他人から見て属性不明な存在でしょうから、特に交流もなく、見学しているだけでした。

阪急電車で梅田へ戻り、堂山のカフェへ。オーナーは、付き合って18年になるゲイカップル。養子という選択肢も考えながら、同性婚という希望も持っています。日曜の夜ということでお客さんも少なく、同性婚の話とか、ゆっくりとしてきました。午前0時を回って、ホテルへ戻りました。明日は、鉄ちゃんの日です(^^; 奈良で鹿と戯れ、月ヶ瀬で梅を見て帰ります。

そういえば、昨日、JASEの会場で、針間先生の「女装しないMtFなんて居ないでしょ」って会話が聞こえていました。ここにいますが、何か。という勇気はありませんでした(笑)

MtF寄りのゲイがほとんど居ないのには、理由があります。MtF寄りのゲイは、中身は女に近いわけだから、ネコ。ゲイのタチっていうのは、女性嫌悪の激しい人が多いので、女性的なのは嫌われる。だから、無理してでも男っぽくしないとカップルが成立しないのです。
外見と内面の落差の激しいのがオネエの本質ですね(笑)

私の場合は、女性嫌悪の激しいタチは、性格の偏りも激しいので、ご縁がなくても構わないと割り切っています。