ネット民の国語力低下
ネット民の質低下
ネットへアクセスする敷居が下がれば下がるほど、ネット民の平均IQは下がる。自然なこと。レベルの低下に嫌気がさして、古くからのユーザーが遠ざかり、さらに平均レベルが下がる。「悪貨は良貨を駆逐す」状態になる。2ちゃん(5ちゃん)、ヤフコメ、ツイッター、公衆便所の落書き。
CONFIG.SYS と AUTOEXEC.BAT を書かなきゃ使えない。ネットに繋ぐには、CONFIG.SYS に RSDRV.SYS を追加しないといけない。それくらいのハードルがあれば、一定以上のレベルは維持できていたわけだ。
パソコン通信の終盤~インターネット黎明期あたりから、「この国語力で、」と驚くような人を見かけるようになった。学校の偏差値に関係なく、授業でパソコンを教えるようになったから。
「ちゃん」付けは、昭和のおじさん?
「ボインちゃん」に代表される、昭和のおじさん言葉。だから、「困ったちゃん」も昭和生まれの死語、という解説をしている用語解説サイトがあった。サイト運営者の国語力は大丈夫か?
「困ったちゃん」の意味は、
自分勝手で周囲に迷惑をかける(精神年齢の低い)(クソ)ガキ
となる。2ちゃんねる方面の流れをくんだ文学的ともいえる表現。ほんわかとオブラートに包んで、かわいらしさもある。「ちゃん」とは、坊ちゃん、嬢ちゃんの「ちゃん」で、子供を意味する。「困ったガキ」「困ったクソガキ」というと、トゲトゲしいが、失笑しながら「困ったちゃん」といえば、奥ゆかしく、かわいいw、が、強い皮肉の意味があるから、結果として意味は同じだ。言われている本人は、意味が理解できていない可能性もあるところが、さらに皮肉w
日本的な奥ゆかしさ
遠回しに、やんわり表現するのが、日本的な文化だった。初期の頃なら、2ちゃんにも存在した。例えれば、京都方面で、「早く帰れ」とは言わずに、「お茶漬けどうですか」というようなもの。
「死ね」とは書かない。( ゚Д゚)イッテヨシ。(2ちゃん辞書による「しね」の変換)。まあ、「氏ね」とか「タヒね」、というのも一部にはあるにはあったが。
私としては、さらに日本的で奥ゆかしくありたいと思うので、プレイリストなるものを考案したw
⬆️3曲目に『帰って来たヨッパライ』があるのは、察する人にはわかるはず。○月3日の意味。
2ちゃん初期なら、国語の成績は5段階評価で3くらいは、要るよね、って感じだったが、ネットへアクセスする敷居が下がって、国語の成績が5段階評価で1でもOKとなってしまった。国語力がなく、文学的センスもないのだから、荒れるのも当然。
結果がすべて。罵詈雑言は、何も生まない。
産業界のイノベーションにせよ、政治の世界での変革にせよ、結果がすべて。御託を並べてみたところで、結果を出せなかったら、本人のモチベーション維持程度の意味しか持たない。ネットに罵詈雑言を殴り書きしている暇があったら、目標に向かって行動を起こし、研究を積み重ねて行くのが本筋。
幅広い視野を持ち、随時、柔軟に修正しながら目標に向かって思考を進めていく。しっかりとした問題解決のための論理思考力を身につけ、幅広い知識を習得する。そこからブレイクスルーの芽が生まれてくるのだ。ネットに罵詈雑言を殴り書きするなど、時間の無駄でしかない。
比較類推、因果関係、統計、MECE、いずれも必須
良い原因があって良い結果が生まれる。因果関係。少し違うグループ同士を比較して、共通点や相違点を整理する。比較類推。そして、漏れなく重複なくを意味するMECE。論理思考力を鍛える上で、重要な要素なのだが、これらを使えない人があまりにも多い。
結果的に、統計だけに頼ることになり、捨て垢を大量増産して、あたかも多数意見であるかのように見せかける。それが常態化すると、リコール署名の不正のような犯罪に手を染めることになる。悪い原因を作れば、悪い結果になる。ロジカルシンキングでは、因果関係というが、仏教でも因果応報というのがある。
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「先祖信仰」という共通の土俵
過去にこだわり続け、未来を思い描くことが出来ない。慰安婦問題で挑発され、のこのこと同じ土俵に上がっていく。自ら同じ穴の狢(むじな)になるって、頭悪いよね、としか言いようがない。産業界のイノベーションにせよ、政治の世界での変革にせよ、結果がすべて。過去にこだわり続けていたら、結果が出せるわけがなかろう。発想の転換が必要なのだ。
本来の仏教では、「死んだ人のことをいつまでも思っていては、苦しみの元になる」と説いている。原始仏教(初期仏教)では、悟りの境地に達すれば、宗教は必要ない。宗教のアンインストーラーとしての機能を持っていた。しかし、それを言っちゃ、経済的に成り立たないので、土着の先祖信仰を取り込んだ。お釈迦様が、「先祖の供養をしてはいけない、とは言っていない」から。本来の教えとは、明らかに逆であって、想定していないから、言っていないだけ。最近話題の壺カルトにしても、キリスト教右派に先祖信仰を取り込んだチャンポン・カルトである。
自民党右派などがよく使う「伝統的価値観」というものだが、平安時代~戦国時代~江戸時代を通して日本の文化を考えてみれば、全然「伝統的」ではない。明治以降の国家神道とキリスト教右派思想が合体した、チャンポン・カルトである。ぜひ、この界隈から自然科学系のノーベル賞を複数輩出してもらって、問題解決能力があるところを結果として見せていただきたい。
嫌中、嫌韓は思想信教の自由だが、そう思うのなら、自らが儒教圏のしがらみを抜け出して、世界的に認められる実績を出せば良い。中国・韓国より高いレベルの成果を出す。その努力をせずに、公衆便所の落書きレベルのネットに罵詈雑言を垂れ流していたところで、やっていることは、足の引っ張り合いをしているだけ。進歩ではなく、退歩しているだけで、何の結果も出せない。
⬇️下の投稿で書いているとおり、私の研究成果と同等以上のレベルにある人は、日本の全人口の数%程度しかいない。まず、そのグループに入れるように、しっかりと学ぶこと、論理思考力のトレーニングを積むことである。
明るい未来を思い描ける能力を示せ
2009年、民主党への政権交代以降、政権交代には、事前にノーベル賞級の成果を出すことが必要になっていた。劣化しきった自民党政権にそのような能力があるはずもなく、ノーベル賞受賞予定者の暗殺も辞さない、執拗な妨害行為を繰り返してきた。その中心人物がテロリスト・安倍晋三である。ノーベル賞の妨害という点では、イランのイスラム政権も同罪。
「同性愛の原因解明」は、同性愛を否定してきたカルト宗教すべてが、壊滅的なダメージを受ける。イランのイスラム政権、モルモン、壺カルトなど、存続不可能になるかもしれない。バチカンがどのように「悔い改める」か、注視したいところだ。フランス革命の世界革命版の始まりである。
学会発表等の公の場で成果を発表し、ネットを通じてレベルの高い発信を続けていけば、政治家にならなくても、結果が出せる時代になった。ブログに書いておくだけで、国際政治が動く。
結果を出せる人は、2ちゃんやツイッターに張り付いて、罵詈雑言を垂れ流したりはしていない。そんな暇はないのである。自宅警備員ではないのだ。
経済理論的なものが好きな人たちが、円高が、円安が、原発が、積極財政が…、と騒いでいるけれども、経済理論だけで日本が発展するわけがない。そもそも、アベノミクスなるものは緊急避難的な「水太り政策」。骨格も筋肉も頭脳も、何ら強化策を打ち出していない。長く続けていれば、体が重くなりすぎて、身動きが取れなくなる。狙いはただ一つ、「一見、景気が良くなったように感じる」だまし政策で人気取りをして、勢いで憲法改正に持ち込み、戦争が出来る国にする。それが岸信介時代からの悲願だからだ。しかし、あまりにも頭が悪すぎて、目標に到達する道筋を描けなかった。「問題解決のためのロジカルシンキング」で論理ピラミッドを確実に組み上げるだけの知能がない。ご飯論法に論点すり替え、さらには嘘八百、責任は感じるだけで取るものではないw。MECEなんて、まったく出来ないのである。民間だったら絶対に通用しない。
ウヨが頭が悪すぎてどうしようもないことは、周知の事実。じゃあ、パヨがいいのかと言えば、どちらも同じ。消費税をゼロにするとか、法人税を上げるとか、日本全体のお金を、現在の総額のまま、どう割り振るかという主張しかしていない。世界を見ていないのである。イノベーションを起こして、成長戦略を描き、日本全体の価値を上げていかないと、何の解決にもならない。現状維持を続けていれば、世界の経済成長に取り残されて、国際競争の敗者となり、貧乏な国になっていく。当たり前のことである。
資源の乏しい日本に必要なものは、知的財産戦略であり、産業戦略である。特許や種苗登録に精通すること、農業、IT、自動車、建築、食品、流通等、主要産業の基本知識を持った上で議論しなければ、何の意味もない。幅広い知識が必要なのである。経済金融政策は、知的財産戦略、産業戦略を側面から支えるものであって、それ自体が中心になり得るものではない。それらを基礎にした上で、しっかりとした論理ピラミッドを構築出来るだけの、論理思考力を身につけた上で議論する必要がある。ここで言う「論理思考力」とは、ビジネススクール等で教える内容(問題解決の手法)であって、ネット動画で「ハイ!論破」とかやっているものは、「単細胞思考」である。
論理ピラミッドを構築出来る能力を鍛えよ
一部のネット動画等で、事柄の一部分だけをつまみ出して、「ハイ、論破!」みたいな低次元のエンタメが存在する。それを「論理思考」と呼ぶ痛い人たち。しかし、世の中は、そんな単純にはできていない。それを例えて、「単細胞」という。「論理思考」ではなく、「単細胞思考」と呼ぶべきもの。単細胞が単細胞を増殖させているネット動画界隈には、私は関わる気はない。足を引っ張ることしか考えていない。相手を飛び越えて上を目指そうというスキルがどこにも感じられないのだ。本物の「論理思考」には、「MECE」が重要。「MECE」って何?という人は、検索して調べるべし。この界隈は、全然「MECE」が出来ていない。
ビジネススクールで、「ロジカル・シンキング」とは何かを、学んで来なさい、と言いたい。実務での「論理思考」とは、問題解決、課題解決の手段。企業の新規事業になることもあるし、特許になることもあるし、ノーベル賞になることもある。揚げ足取りをして悦んでいるだけで、何の課題解決にもならない「単細胞思考」とは、知的次元の違う話だ。まあ、学んできたところで、丸暗記する事は出来ても、まるで実務に応用できない人も多々居るが。
なぜにここまで「単細胞思考」が増殖してきたのか?
(1)ネットへアクセスする敷居が下がって、元々居たものが可視化されてきた。
(2)少子化に伴って、発達障害が増えた。*1
(3)非正規雇用が増えて、人材育成をしなくなり、エリートビジネスマンへの登竜門となる「研修」を受けられる人が減った。
3つの相乗効果のように思う。
「足を引っ張る」行為というのは、自分より能力が上の人を、引きずり下ろそうとする行為。裏返せば、その本質は、自己肯定感の低さと劣等感、妬みに他ならない。恥ずかしい話だ。
複雑に絡み合った事象を読み解き、どうやって最適解を導き出すか。それができて初めて結果が出せるのである。AtomかCeleronか、Core iか、Xeonか。人間の頭脳の演算処理能力とキャッシュメモリが問われる。キャッシュメモリが少ないのならば、メインメモリを仮記憶として使う訓練ができているかどうか。それを試すことにもなるだろう。
パソコンに例えて「キャッシュメモリ」と表現しているが、専門的には、「ワーキングメモリ」というそうだ。前頭葉-前頭前野-海馬、あたりが担う機能。パソコン・スマホのCPUに相当する。海馬の細胞というのは、脳細胞の中で唯一、鍛えることによって増やせる細胞と言われている。クソ動画を喜んでみていると、バカになるというのは、そういうことである。海馬の細胞を増やせない=減っていく一方ということ。
この項:2022年10月上旬 元ネット界フィクサー3人衆の1人が起こした騒ぎで追記
*1 LGBTというのは、パーソナリティ障害、発達障害の傾向が色濃い集団。それが私の研究の一つの端緒。LGBTの原因が養育環境であることから、発達障害の傾向を強める原因が遺伝的要素のみならず、養育環境にもある、と言える。親子間の共依存によって、判断を親に丸投げしていると、自ら判断する訓練の機会が奪われる。また、親に対する嫌悪=虐待であって、ストレスによる脳の萎縮もあり得る。少子化によって、子供1人あたりの親の関与度が上がれば、必然的に判断力の低下につながる。LGBTも増える。中国の一人っ子政策の結果を見れば明らか。
宗教的なバイアスがかかっている状態では、結果を出すことは難しいだろう。パソコンにせよスマホにせよ、ハードウェアの性能をフルに使いたければ、OSをクリーンインストール状態にする必要がある。余分なアプリ(宗教)がインストールされていると、メモリが圧迫され、CPUの処理も遅くなる。アプリ(宗教)のアップデートに際して、ウイルスやマルウェアをダウンロードしてしまう危険性もある。世の中を見渡してみれば、そういうアプリ(宗教)も決して少なくないではないか。
産業界のイノベーションにせよ、政治の世界での変革にせよ、結果がすべて。
足の引っ張り合いをしていても、何の結果も出せない。相手の考えを否定することから入るような議論は、ブレイクスルーにはつながりにくい。
宗教のしがらみ、儒教圏のしがらみを抜け出し、相手の足を引っ張るのではなく、相手を飛び越える努力をして、結果を出せ!