オネエの節句

何年ぶりだろうか。2007年以来3年ぶり?ゲイバー(ホモバー)へ飲みに出た。マスター、というよりママ、オカンと言った方がしっくり来る。最初に店を訪れてから20年、相変わらずのキャラであった。

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セット1500円(1ドリンク+チャーム)で、料金も20年間変わりなし。価格設定の理由は、去年書いている。

人生は経験の積み重ね。飲み屋通いで、ずいぶん勉強になった。その経験がなければ、論文が書けていないのである。新しく出来たお店の話、転勤で地元を離れた人の話、亡くなった人の話、色々聞いてきた。

カラオケのない店で、平日の空いている時間帯に行って、ゆっくりしてくるのが好き。週末の混んだ店内は、全身タバコ臭くなるので遠慮したい。この先、当分飲みに出られそうにないよ、と伝えて、事実上の飲み納め。

1200BPSのパソコン通信時代からのネット交流、飲み屋での人間模様。女装系では、スワンの夢って言うのもあったなぁ。ネット、飲み屋、発展場、トランスの自助グループ。LGBT全体を見てきた視野の広さが謎解きの鍵になった。

自分の人生の中で、一つの時代が終わった。ネット+飲み屋が20年。次の時代は、想像を絶する世界である。フェイントの連続なので、今さら、期待感とか緊張感とかはないけどw