雑煮
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珍しく、今年は雑煮を食べた。何年ぶりだろうか。餅という高カロリー食品を食べないのである。名古屋の雑煮は、小松菜が入るだけの質素なもの。一人で1回食べるだけの雑煮だから、白菜で代用しておいた。
正月の挨拶というか、お年玉の配布儀式。お布施とも賽銭とも言える。学術的に御利益が大きい。学術的御利益だけでは投資が回収できないのだが(笑)
自分が内向き指向だとは思わないが、自営業や小企業勤務しか経験していないので、里帰りというものは縁がない。別の見方をすれば、外向き指向であるにもかかわらず、親に足を引っ張られ続けた人生ということになろう。性自認という面から、学校にしても企業にしても、男女が明確に区分されたような環境には適応が難しい。公務員の父親が大嫌いだったから、同じような道を歩もうという考えは微塵もなかった。芸術系は不得意なので、残された道は、知的創造系になる。アスペルガー的な、職人芸的に突き詰めていく研究分野は、知的創造ではないと思っている。創造ではなくて「改良」だろう。珪藻土+ニトログリセリンに匹敵する組み合わせの発見は、まだまだ起こりうる。どうせなら、実用新案や意匠登録より、特許を狙いたいものだ。