GID学会@札幌、プログラム発表
GID(性同一性障害)学会 第12回研究大会 プログラム発表
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2日目の終了がやけに早いし、特別講演に各1時間取っている割りに内容が不足気味。何か裏があるのか?はたまた、諸事情でカットなのか?謎めいたプログラム構成ではある。
内容的に見ると、去年の延長みたいな面はあるけれど、データが積み重ねられればより確実な論理構成になる。FtMの研究発表ばかりで、MtFが無いような気がする。MtFは、外科的には、技術的に完成されてきた面もあるし、精神療法の余地が大きいこともあるだろう。
男性嫌悪(性器嫌悪)の少ないタイプのMtFであれば、精神療法で母子分離を促してやれば、改善の余地はある。
Anno Job Log
でannojo先生が書かれている通り、ホットなネタがなさ過ぎ(^^; 針間先生の講演がない学会って・・・飛行機とホテルをキャンセルしようかしらんw 問題は、学会誌第2巻なわけだが・・・第1巻同様、当日の受付で配布かな?電子版が先行するのか?論文は、日本語で書いて著作権はGID学会に帰属という規定になっているので、私は関知していない。
多分、学会で英訳していただいているのだろうけれど、業界用語?が多くて英訳が大変そうw
>2年前の私の痛恨の判断ミスです。
高槻の学会で当事者理事の要望を蹴ったことを意味するのか、例のFAXの件なのか。精神医学や心理学の専門家を多数抱えながら、活かせなかった。学会がうまく機能していれば、長崎の学会で最終決着が付いていた可能性があった。結果は出せたので、学会としての実績は十分だけれど。
自然科学系の発明や発見の基本は『観察』。(継続的な)ソリューション(問題解決)のスキル。しっかりしたロジカルシンキング。因果関係、比較類推、ロジカルシンキング的統計、MECE(論理に漏れがないこと)。学歴、地位、権威、宗教といったものにこだわっている人からは、ダイナマイトやペニシリンは生まれない。
自己愛性パーソナリティ障害やアスペルガー障害から抜け出すこと。それが、子どもの性自認や性指向を狂わせないことにつながり、資源の少ない日本の知的財産、『イノベーション』の原動力にもなる。