非モテ、性指向なし…

2009年12月9日

非モテの定義は色々あるけれど、異性にも同性にも性指向が向いていないケースがある。先日の某テレビ番組でやっていたけれど、合コンで好みのタイプの話になると表情が曇る。これは、ゲイのタチに女性の話をした時の表情と共通だ。本人が自覚できていないところにある、内面化された（潜在的な）嫌悪が見てとれる。嫌悪の原因は、肉体的または精神的な虐待の場合と、過干渉による場合がある。境界性P.D.、自己愛性P.D.、これらは、虐待と過干渉の両方を引き起こす。内面化された嫌悪が蓄積されていって、強い怒りとなって爆発する場合もある。

キレる子ども―目を向ける大人をもっと（朝日新聞・社説・2009年12月5日）

荒れる子供たち　学校・地域連携で対策を（毎日新聞・社説・2009年12月6日）

子供の暴力　見過ごす風潮をなくせ（中日新聞・社説・2009年12月3日）

性指向がないという場合は、父親、母親、両方に対して潜在的な嫌悪があるのだろう。あまりにも、問題が大きく、根が深い。非モテ、草食系男子、二次元萌え、腐女子、ねらー、ネト○ヨ、ヒッキー、などなど。精神的な自立が出来ていないだけなら、本人が自覚さえ出来れば、何とかなっていく気がする。怒りを抱え込んだタイプやアスペルガーの傾向が強くなってしなったタイプは、修復に多くの時間と労力を要する。

そうなる前の対策、養育や教育の根本的な見直しが必要。性自認や性指向を狂わせない環境作りが、キレる子供を増やさないことに直結する。

楽天トラベルのポイント詐欺事件が報道された。旅の窓口の時代から使っているけれど、宿泊日の翌日にポイント加算だった。無断不泊やキャンセル料は、宿泊施設から直接請求となっていた。ポイント加算時点では、実際に宿泊したかどうかの確認をしていなかったということ。キャンセル料を請求されるような経験がないから、知らなかった。