FtMが増える理由

なぜに、FtMが増えてきているのか?私の理論で説明してみます。

専門家としては、あまり深入りできない部分なので、当事者側で考える必要があるでしょう。わかりやすく言えば、赤鬼さんの進化してパワーアップしたものが、モンスター・×××××ということです。なので、モンスター・×××××が増えてくる状況であれば、連動してFtMも増えるということになります。

性格の偏りは、5年、10年といった長期のスパンで治療に取り組む必要があり、ジェンダークリニックでそこまで抱えたら、一瞬でパンクしてしまいます。保険診療では対応困難で、患者負担を考えたら、非現実的でもあります。社会問題として考えていかないと、どうしようもないということです。

ゲイのタチが同じ発生原因と考えられます。

ゲイのタチ:ネコ比は、2:8か、3:7くらいでタチが少ないです。タチは性交渉の機会に恵まれているといえます。これは、推測の域を出ませんが、このタイプのタチは、性格がゆるいこともあって、HIV拡散の一因になっている可能性があると見ています。HIV感染者の増加が、先進国の中で飛び抜けて高いのは、何らかの原因があるはずです。FtMが増えていれば、ゲイ・タチも増えていることになります。

長崎の学会で、MtFとFtMの性格傾向の違いが報告されました。FtMとゲイ・タチの性格傾向も同じなのです。

ゲイ・タチが、女性嫌悪(母親嫌悪)を持っていて、人によっては、PTSDまで抱えています。女性嫌悪やPTSDは、明らかに養育由来なので、FtMも同様に養育由来と考えます。この部分は、養育主因説の中心ではなく、周囲を補強する根拠となります。社会全体の状況とも一致しています。

FtMの当事者が、必ずしも母親に対して嫌悪感を認識しているわけではありません。母親嫌悪型のMtFで説明していますが、

脅してしがみつかせることをするので、依存が表面に出ていて、嫌悪感が隠れてたり、機嫌が良ければ優しかったりするからです。嫌悪が特に強ければ、FtMゲイということになるでしょう。

参考資料としては、資料室カテゴリにある本で、「パーソナリティ障害がわかる本」 岡田尊司著 P48あたりから。著者については、いろいろ評価が分かれるところですが、今回は不問としました。