F.I.R.E.
Financial Independence, Retire Early.
早期リタイアといえる年齢ではないので、私には関係ないが。
少子化が進む中で、限界スペック以下の賃貸物件に投資するって、シェアハウス投資みたいな結末を迎えそうだな。都市ガスエリアなのに、プロパンガスの賃貸物件ばかりが建つ。プロパンガス業者が水回り設備やエアコン等の設置をして、ガス代に上乗せして回収する仕組み。いずれ、入居者から見放される時が来るか、法規制がかかる時が来る。最後は、↓
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入居者は、生活保護の高齢者ばかり、という未来が見えていると思うのだが。水道に関しては、大家や管理会社が検針してまとめて払うのは、避けた方が良い。各家庭の検針を名古屋市が行えば、生活保護の場合、水道基本料金免除になる。
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木造3階建てアパートの建築現場。3階建てなので、構造計算は必須だが、耐力面材は見当たらない。確認申請通りに建てられているとしても、おそらく耐震等級は最低限度しかない。大きな地震が来た後の資産価値は?投資して大丈夫?
サイディングを張り始めている段階で、透湿防水シートの中に断熱材が見えていない。どの段階で断熱材を入れるのだろう?筋交いが入っているので、現場発泡以外は現実的でない。バルコニーの手すりになる部分は入っていなくていいが…。断熱が出来ていなければ、結露で建物の劣化が進む。結露の心配も無いくらい十分すぎる換気性能wがあるのかもしれない。
この物件の土地取引価格は、調べたところ、坪単価60万。2~3年前よりは、2割くらい上がっている。より条件の悪い場所でも、建売用地が坪単価100万を超えているケースも多い。アパート業者と建売業者が土地を買いあさり、まとまった土地が、20~30坪の狭小地に細分化されて、価値がなくなっていく。アパートや建売の建物は、現在の最低基準(厳密にはそれも怪しいが)なので、近い将来、既存不適格になり、使い道のない狭小地だけの価値になっていく。
誰が、ババを握って終わるか、そういうゲームだな。
リアル桃鉄的に、しっかり投資価値を見極めないといけない。これも、中間層を薄くしてしまった腐敗政治の結末。将来に価値を残せる、まともな注文住宅を建てられる土地が出てこない。それを建てられる中間層が居ない。住宅問題だけではなく、自動車業界でも状況は同じである。