MECE
MECEとは、ロジカルシンキングの一要素である。「重複なく・漏れなく」ということ。これが身についていなければ、特許の明細書は書けない。まあ、「漏れなく」が重点で、力説したい部分は繰り返し述べてもいいのだが。
MECEの説明には、必ずと言っていいほど「男性・女性」が出てくる。「男性・女性」は、MECEになっていない。
仮に、荒川静香さんと亀井静香さんが結婚したらどうなるのだろう?同姓同名の夫婦が誕生する。この場合は、家庭裁判所へ改名の申請をすれば、問題なく認められる。女性と紛らわしい名前ということで、亀井静香さんが亀井静夫さんになればよかろう。その手続きの煩雑さを考えれば、大きな矛盾があることになる。
夫婦別姓反対と言っている連中は、ロジカルシンキングが出来ないのである。同様に、因果関係も理解できない。酒を飲む(原因)、酔っ払う(結果)。誰とはいわないが(笑)。当たり前の因果関係が繋がらない。精神科で診断すれば、該当する診断名は存在する。
こういう政治家たちに、知的財産戦略を論ずる資格はない。結果として、知的財産=著作権だけになってしまう。知的財産の基本となるのは、特許であり、一般的には工業所有権と言われるが、農林水産、サービス業も含まれる。
ロジカルシンキングの基礎が出来ていることが、政治家の必須条件であろう。それがあってこそ、熟議が成り立つのだ。
そういえば、当時、バブルメモリというのがあったなあ。経済もバブルへまっしぐら。