吹雪の日曜日

今冬初の本格的な降雪になった。琵琶湖あたりから北西の季節風に乗って濃尾平野へ雪雲が流れてくるパターン。大雪注意報が警報に切り替わった。裏道は要滑り止めの状態になってきた。ヒートポンプ式エアコンの苦手とする気象条件である。今シーズン初めて、「プシュ~」と音がして女装除霜モードが動作した。

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スキーは行かないけれど、冬の北陸は、蟹や魚を食べに何十回も行っているので、雪道はあまり気にならない。この先、自分の運転で行かせてもらえるかどうか、疑問ではある。

こういう天候なので、ネットスーパーも配達件数上限到達で、早々と注文締切になった。夕方にリアル店舗へ行けば、値下げ品が大量にあると思われるが、行く気にならない。

ちなみに、日清のカップヌードルは138円であって、400円ではない。こういうのを「世間知らず」というのである。幅広い知識があってこそ、問題解決への手がかりが見つかるのだ。本を読んで丸暗記しただけのような頭脳(メモリだけ)からは、何も生まれない。幅広い情報の中から、必要な要素を抽出して比較類推し、因果関係を立証する。これは、メモリの役割ではなく、CPUの担う能力である。

いつまでも過去と同じことをやり続けるのが『保守』である。CPUの能力が『たりない』のだ。Z80か8086か、そのあたりで進化が止まっている。

ネットや大容量記憶装置の発達で、丸暗記に頼るような学習は必要性が低下した。もちろん、効率よく記憶を整理して格納するトレーニングは必要である。一般社会で使わないような四字熟語を誇らしげに使う、国会とは、自己愛性パーソナリティ障害の欠損した自己愛を慰める場所なのだろう。

基本的に、歴史の勉強というのは嫌いだった。年代順に丸暗記って、つまらない。ネットの時代になって、考え方が変わった。リンク機能である。歴史の流れは、世界各地の様々な出来事が関連して動いているのだ。それがリンク機能によって簡単に呼び出せるようになり、理解しやすくなった。かといって、いくら悔やんでみたところで、過去に戻ることは出来ない。学ぶべきことは、過去と同じ過ちを繰り返さない事であり、そのために、頭脳を駆使して問題解決法を導き出すことである。『保守』の頭脳には、その能力が『たりない』。大阪も名古屋も、保守の領域を脱しているとは、とても言い難い。