手紙鯖

休日&お客様感謝デーだが、雨のち暴風のため、屋内作業の日とした。別名ひきこもりデー。

.JPのドメインを別鯖に移して、万一、Webの負荷が増えてもメールの送受信に影響が出にくいようにした。メールの送受信が減る深夜時間帯に、DNSを変更して、メールアカウントを別鯖に移転、送受信が安定するまで見届けた。

ついでと言っては何だが、1年半ぶりにメールソフトのゴミ箱をチェックして、スパム(詐欺メール)の進化具合を眺めていた。

相変わらず、ソニー銀行の正規メールは、中華メールなんだよなあ。

ゴミ箱へ入っていた詐欺メール一覧。

明らかに不自然な日本語、アカウント名やドメイン名を本物から少しだけ変えた差出人、まあ、サービス毎に自動振り分けを設定していれば、振分されないだろうから、気付くわけだが。ヘッダに[+0800]があったらゴミ箱へという条件設定をしておけば、普段は目にしなくて済む。

上の一覧の中で、少しだけ要注意なのが、「メルカリ」を騙る詐欺メール。htmlモードで見ると以下の表示。



改行とフォントサイズが乱れている部分はあるが、一見して普通っぽい。問題は、「▼以下のURLをクリックして、抽選にご参加ください。」の表示URLが、実際のリンク先と違っていること。パソコンのメールソフトで、テキストモードで表示すると以下の通り。



画面の表示とリンク先が違うことが、一目瞭然。そればかりか、「前も同様被害、警戒中の警察官の目前で犯行」といった、仲間内の連絡メールの残骸みたいな文章が混じっているw。

各所の配信メールで、テキストメールの配信を終了し、htmlメールに限定する流れがあって、私も一時期、htmlモードをデフォルトにしていた時期があった。しかし、どうも危なっかしいので、デフォルトをテキスト表示に戻して、安全で必要性があると判断した時だけ、html表示に切り替えるようにした。セキュリティの問題もあって、Webメールを常用するようなことはしない。


上記の「メルカリ」を騙る詐欺メール、ヘッダ部分は、以下の通り。



タイムゾーン(国・地域)は、+0800。日本の場合は、+0900。海外とのメール交換や海外通販を使う人でなければ、ヘッダに+0800があったらゴミ箱へ、という振り分け設定でOK。From:はメルカリだが、Sender:は怪しいドメイン。
正引き 78p.fun → 219.153.107.216 (CHINA)
逆引き 219.153.107.216 → (Can’t resolved.) Country : CHINA