みんなで渡れば怖くない

赤信号、みんなで渡れば怖くない!ツービートの懐かしいギャグである。今や、ギャグにもならない、赤信号を一人で渡っても怖くない時代になってしまった。精神の劣化、幼児化であろう。

JJuniによるPixabayからの画像

自民党のような右翼政党に言わせれば、道徳教育の強化になるのだろうが、それは逆効果である。大人が干渉して押しつけるのではなく、自ら経験を通して学ばせることが大切になる。原因と結果を結びつける訓練。酒を飲んだら酔っ払う。当たり前の因果関係を理解することだ。


みんなで渡れば怖くない (Yahoo!みんなの政治)

http://seiji.yahoo.co.jp/column/article/detail/20100430-01-1301.html

(以下部分引用)

最近のメディア報道はこれらの時より数倍酷い。既成の見方に引きずられて新しい事態が見えず、ピントのぼけた解説と程度の低い政治家の発言をそのまま垂れ流す毎日である。私が現役で取材していた頃は政治家の発言をそのまま信用するのはバカだと思っていたが、このごろは政治家や官僚の発言を頼りに判断を下す記者がいるようだ。それが「政治とカネ」や「普天間問題」の報道にも現れている。

アメリカの国防長官がどう言ったとか、日本の政治家がこう言ったとか、それはそれだけのことで、だからどうだという話ではない。交渉事の材料としての発言に過ぎない。ところがメディアはそれを判断の拠り所にする。そして「アメリカが怒っている」とか「日米同盟が危機」だとか馬鹿馬鹿しい話を作り出す。政治は情報戦である。誰も本当の事など言わない。言葉一つ一つの裏を読み解かなければ何も見えて来ない。しかし「みんなで渡れば怖くない」と全社で間違えるメディアには嘘を信ずる方が楽なのだ。

(引用ここまで)


なかなかよいことが書いてある。大多数の政治家もマスコミも、目先のニンジンしか見ていない。空気が読めない、相手の意をくめない、因果関係が理解できない、比較類推ができない。まさに、アスピー化が急進行している。

うつ病、国家的課題として啓発必要 精神医療4学会、初の提言 (東京新聞)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2010052201000649.html

このタイミング! まあ、何というか、そういうことでしょうw